「転職したいけど、志望動機の書き方がわからない。」
「好印象を持たれる志望動機の書き方が知りたい。」
といった方に向けた記事です。
目次
志望動機とは
そもそも志望動機とはどういった役割を持っているのでしょうか。
転職における志望動機とは「会社と志望者との間にミスマッチがないかを面接官が確認するためのもの」です。
例えば、価値観や業務内容などが挙げられます。
会社の考え方や仕事内容が自身のやりたいことや価値観とマッチしているかが重要です。
薬剤師の志望動機 〜例文
それでは、具体的な志望動機をご紹介します。
以下に2つの志望動機を具体例として引用させていただきましたが、どのような印象を持ちましたでしょうか。
やりたいことや価値観を明確にした上で、仕事に対する前向きさが表現されているのではないでしょうか。
例文1
引用元:薬剤師の志望動機|6つの例文とポイント・NG例を紹介
大学院時代にドラッグストアで2年間アルバイトをしていた経験があり、人と距離が近い業務の方がやりがいを見出せると感じました。そこで、薬剤師として調剤業務を身につけたいと思い、御社を志望いたします。
また、将来的には調剤業務のほかにも、リーダーシップ、マネジメント、マーケティングスキルなどを学びながら、店舗拡大など本社の業務にも携わっていきたいと思います。
例文2
引用元:薬剤師の志望動機|6つの例文とポイント・NG例を紹介
貴院の患者に対する姿勢に魅力を感じ、志望させていただきました。私自身も、患者を第一に考えながら働きたいと思っており、薬剤師としてそれを実現できる環境だと感じました。
貴院の考え方は、患者の安心だけでなく、スタッフや医療行為そのものへの信頼につながると思います。貴院のような意義のある環境で働きたいと考えております。
印象が悪い志望動機
印象がいい志望動機をご紹介しましたが、逆に悪い印象の志望動機はどういったものがあるでしょうか。
やりたいことがボンヤリとしていたり、ネガティブなことが書いてあれば、面接官は良い印象を持たないでしょう。
また、ネットで調べたような定型文では差別化ができません。
その他大勢と面接官に判断され、採用される可能性が低くなるでしょう。
ベストな志望動機
それでは、1番いい志望動機とはどのようなものでしょうか。
ズバリ、「オリジナルの志望動機」がベストではないでしょうか。
自分だけの志望動機が一番
個人個人でやりたいことや価値観は似ていることはありますが、細かいところを見ると全く違います。
それは過去の経験や個人の興味が全く同じ人がいないからです。
あなたの価値観や興味があることはあなただけのオリジナルなものです。
過去を振り返って、
- 自分自身が何に興味があるのか
- 興味を持ったきっかけは何か
などを考えてみてはいかがでしょうか。
志望動機の作り方
それでは、志望動機を作るための具体的な方法をご紹介します。
ステップ1 マインドマップを作る
A4用紙を横にして、中心から思いついたことを書いて広げていきます。
真ん中に「志望動機」と書いて、そこから「価値観」や「きっかけ」などを思いつくまま書き殴っていきます。
↓マインドマップのイメージ画像↓

今回はXmindというアプリを使いましたが、手書きでも他のマインドマップアプリでも構いません。
大事なのは、頭の中を整理することです。書き出したことをまとめるためのツールです。
ステップ2 書き出したことを型にはめる
マインドマップに書き込んだ内容を並べ替えたり、まとめたりして以下の型にはめ込んでいきます。
結論
- 志望動機を一言で表す
具体例
- 志望するきっかけとなった出来事や経験、やりたいこと
締め
- 「以上の理由で御社を志望しました。」などの締め言葉
まとめ
薬剤師が転職するときの志望動機についてご紹介しました。
志望動機は面接官がミスマッチを防ぐために必ずチェックする重要なポイントです。
他人を参考にするのは問題ないでしょうが、自分だけのオリジナルな理由でないと面接官の心に響かないのではないでしょうか。
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