良い戦略と悪い戦略の違いを示すことで、良い戦略を立てる手助けをすることを目的として書かれた本です。
本来の戦略とは、「こうなったらいいなぁと言う漠然とした期待を表現するものではなく、難局に直面するなど具体的な課題を前にして行動を指し示すものでなければならない」と著者は指摘しています。
- 起業するにあたって、問題が山積みだから解決したい。
- 業績が奮わないからなんとかしないと。
などといったお悩みを持った方におすすめの書籍です。
あらすじ
この本では3部構成で、以下の内容が解説されています。
- 1部 良い戦略と悪い戦略の違い
- 2部 良い戦略を生み出すために必要な「強み」
- 3部 戦略を練るための具体的な思考法について
面白かったところ
私も著者が指摘するように、戦略と目標を立てることは同じことだと思っていました。
まずは
- 直面している課題を分析し、原因を特定
- 対抗策を洗い出し、実現可能な目標を立てる
- 目標を達成するために、全力集中(目標が複数ある場合でも1つずつ)
の流れを徹底するべしと学びました。
考えたこと
良い戦略を立てる企業に投資をすれば、儲かるのでは?と考えました。
確実な成長が期待できますから企業分析の参考になるかもしれません。
まとめ
「良い戦略、悪い戦略」についての読書レビューでした。
世の中には戦略と目標を立てることが同一視されているように感じます。
おおげさでぼんやりした目標を掲げ、「これが私の戦略だ!!」と言っても成長は期待できません。
現実を受け止め、合理的に行動することこそが戦略です。
コメント