物事を考えるとはどういうことかと言うことに対して疑問を持っている人にオススメの本 「思考の整理学」をご紹介します。
学生のとき、「考え方」について教えられた記憶はあるでしょうか。
もちろん、学校によってはカリキュラムに含まれていることがあるのでしょうが、私は学ぶ機会がありませんでした。
この本では著者が実践している考え方について解説されています。
社会に出ると、考える力は必要不可欠な能力です。著者の方法を参考にしつつ、自分なりに応用していくのはいかがでしょうか。
あらすじ
「思考の整理学」では全体が6部で構成されています。
1部 導入
2部 自分の考えを生み出す方法
3部 考えを生み出すための情報収集と記録の取り方
4部 インプットした情報を整理する方法
5部 良い考えを生み出す環境
6部 問題提起
面白かったところ
「思いついた考えを寝かせることで1度忘れ、他の考えと混ざり合うのを待つ」という方法が一番興味深かったです。
インプットした情報のほとんどは忘れてしまいます。しかし、ふとしたきっかけで全く関係ない考え同士が化学反応を起こしたように新しい考えが生まれてくることがあります。
あなたも経験がないでしょうか。
「あれって、もしかして意外な共通点がある?」などといったひらめきを得たなど。
考えたこと
脳内での化学反応を促進するには情報収集を工夫する必要があります。
著者はインプットした情報を安心して忘れられるように、ノートに記録することを推奨しています。
ただ、ノートを持ち運ぶのは大変ですし、面倒です。
なので、私はA6サイズのノートとNotionというアプリを併用すればいいのでは?と考えました。
図やイラストはA6ノートで手書きし、スマホで写真を撮ります。
そして、Notionで写真を保存したり、思いついた考えをメモしておくのです。
(後日詳しい方法を別記事にて作成します。)
まとめ
私は大学の教授に「考えないとダメだ」とよく言われました。自分では考えているつもりでも、教授にとっては物足りないと言いたかったのかもしれません。
大学を卒業した後も教授の言葉が頭から離れませんでした。そんなときに出会った本が「思考の整理学」です。
考えるってどういうこと?などといった疑問をお持ちの方にぜひ読んでいただきたい本です。
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