ノースイースタン大学心理学者 デイヴィッド・デステノ教授が心理学の最新知見を用いて、「信頼」についての常識を覆しました。
裏切られないように、信頼を失わないようにするにはどうしたらいいか、どうすれば信頼できるかどうかを予測できるのかといった疑問を解決する方法が書かれた本です。
あらすじ
全体が5部で構成されています。
そもそも「信頼とはどういった定義がされているか」から始まり、「信頼が人生に及ぼす影響」や「どんな人が信頼できるか見抜く方法」、「自分自身への信頼」などについて書かれています。
面白かったところ
自分自身への信頼について書かれている章が勉強になりました。
誰しも目標を立てて、「頑張ろう!」と奮起しても途中でやめてしまった経験があるかと思います。
大抵の場合、疲れているときや何かを我慢した後、何かを決めた後などで自分を裏切ってしまいやすくなると指摘されています。
というのも、自分で立てた誓いに反してしまう原因は「意思力には限りがあるから」です。
この「意思力」とはゲームでよくあるマジックポイント(MP)のようなモノです。
数々の誘惑を我慢するごと、あるいは疲れているときなどにごっそりと意思力を消耗してしまいます。
考えたこと
意思力に限りがあるというのなら、消耗する機会を減らすことが重要ではないかと考えました。
- ストレスケア
- 睡眠時間の確保
- 誘惑になりそうなものを減らす
などなど。
ストレスを減らし、睡眠時間を7~8時間程度とるようにすれば身体がつかれにくくなります。
さらに作業中はケータイに触れないようにすれば、誘惑による意思力の消耗を防ぐことができるのではないでしょうか。
ストレスケアに関して、おすすめ本のレビュー記事があります。よろしければ、超ストレス解消法 ~読書レビューからどうぞ!
まとめ
裏切られたくない、信頼されるにはどうしたらいいのか、挫折しない方法が知りたいといった方におすすめの本です。
本のリンクをご用意したので、ご興味がある方は下のリンクからどうぞ!
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